自作キーボードという沼への誘い(きっかけ編)

IT関係
私が作ったTone&Noteの実物

ここ1年くらいで自作キーボードというジャンルの魅力に取りつかれてしまいました。
今日はそんなマイナーだけど非常に奥が深い世界に、指一本突っ込んでしまったお話を
いくつかしていこうと思います。

記事の中で、

  • 自作キーボードを組むのには何が必要なの?
  • というか自作キーボードって普通のキーボードと何が違うの?
  • どういうところが面白いの?

といった自作キーボードの取っ掛かりの部分を知ってもらったり、
あわよくば自作キーボード沼に浸かっていただけたら良いなって思っています。


あんまいらんかもしれんけど、本投稿では僕が自作キーボードに触れるきっかけについて書いておこうと思います。

一番初めは、Magic the Gathering Online(以下MO)というオンラインカードゲームで便利なマクロパッドを使いたいという思い付きからでした。
このゲーム、基本的にはマウス操作でカードを選んだり、Yes/Noといった反応をしたりするんですが
やはり対戦ゲームということでレスポンス良く対応しないと
持ち時間を枯らしてしまったり、対戦相手のヘイトを買ってしまったりと
不利益を被るので、できるだけ素早く操作したいのです。

マウス操作以外の一部の操作はキーボードでもできるけれども、
一般的なキーボードだと余計なキーがいっぱいあるため誤入力してしまいます。
もっとスマートに入力できないものか・・・?

ということでなんか良いマクロパッドはないかと調査をはじめました。
マクロパッドというと、PCゲーマー御用達の左手用デバイスだったり、
似たようなのでは、MMORPG向けの側面に12個ボタンがついた多ボタンマウスだったり
いろいろな形式のアイテムがありますが、有名メーカーの製品はどれも高価なのです。
MOでほしいのは6~8ボタン程度なのでどれもオーバースペック。

いろいろ探していくと、テンキーの配列でそれぞれのキーに別のキー割り当てを行える
プログラマブルキーボードと呼ばれる製品があるのがわかりました。
しかしキー割り当てをするソフトウェアがメーカー独自のものなので、いつ使えなくなるかわからない。
ちょっと信頼性に欠ける・・・

そんなこんなでググりまくっていたら、自作キーボードの中にマクロパッドに使えるような
少数のキーで構成されたものが存在することがわかりました。
しかも、制御用のファームウェアであるQMK Firmwareとやらはオープンソースのようなので、これなら使う人がいる限り存在が無くならないでしょう・・・多分。

僕が目をつけたのはこの「Tone&Note」という8ボタンとロータリーエンコーダがついた小型の自作マクロパッドのキット。
キット自体が3,600円ちょいということなら、そこまで痛い出費にはならんだろう・・・という判断の元、
このキットにチャレンジしてみることにしてみました。

私が作った最初の自作キーボード、Tone&Noteの実物

実際作ったのが上の写真のものなんですけど、カードサイズで可愛らしい感じになりました!
キットとはいえ、自分の感覚が反映されると愛着が湧いてくるものです。

次の記事では自作キーボードのキットを作るのには何が必要なんだろう?
というところに着目してお伝えしていこうと思います!

コメント

  1. […] 前記事では、僕が如何にして自作キーボードの魅力に取り憑かれたとかをタラタラと書きました。 […]

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